アナウンス業をやめた理由
それは原発にも由来します。
司会者はクライアントの代弁者なので、
クライアントの意図を正しく理解し、
聴衆を誘導する役割を担います。
年齢とキャリアを重ねるなかで、
「原発」「宗教」「政治」といった、
アイデンティティに関わる、責任の重い内容で、
自分の信条や価値観に反する言葉を発し、
イベントやプロモーションの下支えすることが
耐え難い苦痛になり、
10年前、コミュニケーションの世界に
飛び込みました。
トレーナーとして初めて作ったクレドは、
「自分の想いを、自分の言葉で、正直に届ける」
今もその時の想いに変わりはなく、
正しい選択だったと信じています。
いまは、コロナで藁にもすがる思いの方も
大勢いらっしゃるでしょう。
生活は大事。
だけど、ご自身や会社のアイデンティティに
反する仕事は選ばない。
という矜持は大事にしていきたい。
かけがえのない、
我が誇り高き人生なのだから。
そう、今日の日にしみじみ思うのです。
合掌。