カテゴリ
全体 ◆WORDROBE About Us 印象美哲学 My Philosophy Chant de coccinelle. くらしのドレス(コクシネル) SenseSession-感性の語り合い 印象美な大人の表現力教室 金澤文香fumikou Benedictionf ネイルオイル Atelier Renovation EQ(感情知能)コミュニケーション コミュニケーション能力認定資格講座 関係イベント情報(記録) 日常に思うこと Art & Museum Books & Movies 学びの時間 ことばによる薫陶(くんとう) 伝える おもてなし 通年募集・企画セミナー情報 金澤倖学~ずっと金沢で、男と女 北陸の小さな旅 最新の記事
以前の記事
2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 09月 2021年 05月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 その他のジャンル
記事ランキング
|
先日、西田幾多郎哲学記念館を訪れ、 西田幾多郎が、三木清が教え子であったことを知り、 昨夜、久しぶりに紐解いた一冊が、 『人生論ノート』 今から10年以上前、 披露宴の司会をしていたころ、 上司から部下への祝辞で、 この本の一節が引用されているのを聴き、 興味をもって購入した一冊。 『希望について』『成功について』など、 人生に関わる様々な言葉について、 論じた本です。 私自身が未熟ゆえに、解釈に混乱する箇所が 多々あるなか、『嫉妬について』の冒頭に 今の私は、とても惹きつけられました。 2017年の、My人生テーマに掲げているのは、 『 純粋意欲に忠実に生きる 』 その目的は、 『 独自性 』や『 感性 』を育むことです。 外からの情報を優先していては、 決して生み出せず、 自分の内側、 心の声に忠実に行動することからしか 磨かれないものを大切にしたい。 そう思った根底には、 実は『嫉妬心』に縛られない生き方を、 無意識に選びとろうとしている思考が あるのではないか? と、ふと気づいたのです。 『 嫉妬心 』とは、苦しいもので、 大切に育んでいたささやかな自信すら、 根こそぎ奪って、地に叩きつけます。 替わりに植え付けられる、 『憎しみ』や『恐れ』が萌芽し成長すると、 蔦の葉が絡まるように心が縛られ、 硬直し、動けなくなってしまう。 しかも、自信を奪い、 憎しみを植えつけるのは、 他者ではなく、自分自身であるから厄介。 でも、ひたすらに自分を深めていくと、 他人は『 嫉妬心 』という、 苦しい感情の対象であってもなお、 相対で自分を知るためには、 無くてはならない尊い対象だと気づいていく。 『憧れ』と『嫉妬』の源泉は、 ともに、対象者の魅力への気づきですが、 『憧れ』は、奪われる恐れが何もなく、 むしろ、活力や、夢を与えてくれる、 〝 安全な領域 〟から生まれるもの。 『 嫉妬 』は、その逆で、 大切な何かを奪われたり、 自分の価値観を否定される恐れがあり、 不安という、苦痛な感情を与える、 〝 危険な領域 〟から生まれるもの。 だからこそ、 その不足感はどこからやってきて、 何に恐れていて、何があれば、 それを埋められるか、 突き詰めて考えることは、 結果的に、自分を知り、深め、 『独自性』や『感性』を研き、 心の器をひろげ、 自分を創りあげる機会になっていくのです。 下記は『人生論ノート』三木清 著書 ↓〝嫉妬心について〟より冒頭を抜粋 ↓ ![]() ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 嫉妬は悪魔にふさわしい属性である。
天真爛漫は美しいが、嫉妬は醜い。 なぜなら嫉妬は質的なものではなく、 量的にはたらくからだ。 嫉妬はつねに多忙なのである。 では嫉妬をどのように克服できるのか。 しばしばあなたも自信をもちなさい と言われるだろうが、 その自信はどうしたらもてるのか。 おそらく何かを作り続けるしかあるまい。 その何かの中に自分を発見するしかあるまい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by wordrobe-image
| 2017-04-20 07:17
| Books & Movies
|
ファン申請 |
||