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金沢21世紀美術館が開館する際に、 メキシコ在住の石彫刻家である従兄の作品の 所蔵が決まり、親戚中が喜び湧きたち、 誇らしい気持ちで皆が展示を観覧しに行きました。 「さて? この石はなんなんだ?」と、 現代アートの見方がわからない門外漢たちは 首をかしげながらも、自慢げだったものです。 まるで我らがDNAそのものに 社会から承認を得たかのように。 あれから15年。 今では世界で活躍し、銀座でも個展を ひらくようになった従兄の作品が、 21美15周年の企画展で展示されていると聞き、 今日、再び会いに行きました。 美術館の一角で、 お行儀よく鎮座する作品たちは、 ちょっぴり退屈そうな表情で、 ダイナミックに活躍できる空間との出会いを、 待っているようにも見えました。 創り手が、広い世界を求めて 金沢からメキシコに旅立ったように、 メキシコからやってきた作品たちもまた、 自由な世界に憧れる魂をもち、 籠の外に希望を抱いているのかもしれない。 そして、この15年の間に旅立った 親戚の叔父伯母の顔を思いだしながら、 心で対話する一日でした。 美術館に展示されている作品にはすべて 作者がいて、その向こう側にはかならず 家族や親族の誇らしさがあると思うと、 この美術館という場の体温が、 ふんわりと高くなった気がしました。 #金沢21世紀美術館 #hiroyukiokumura #現代アート #メキシコ #ハラパ #アトリエ @ 金沢21世紀美術館 #
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| 2020-02-14 23:48
| ◇Art & Museum
「 鈴木大拙の「大拙」とは、 大馬鹿者という意味である。」 鈴木大拙先生のご存命中、 15年間、秘書を勤められた岡村美穂子氏の、 そんな語りから始まった「第8回現代会議」 当日は政治学者の姜尚中氏の講演会、 鈴木大拙館館長との鼎談と続きました。 岡村さん、姜さんのお話は「無心」という キーワードでリンクしており、 一聴講者として、下記備忘録。 「拙」とは、「つたない」という以外にも、 「下手だ」「劣っている」「愚かだ」 という意味を持つ。 それが「大」であるから「大馬鹿者」 しかも、それは在りたい姿でもあるという。 逆に「拙くない」というのは、 主観と客観の分別値が発達すること。 賢くなり、物事を作為的に謀るようになると 自分が見えにくくなり、迷いが始まる。 質の高い安心が得られなくなると、 人は不自由になり、生きづらくなる。 また「美しい、美しくない」という 価値観を超えられなくなる。 だから「拙い」ことが大切なのだと。 . 「拙い」とは「無心」であり、 それは絶対的な受動性である。 そして、ここで重要なのは、 大拙の「大」とは「大小」という、 相対での「大」ではない。 1つしかない尊いものであり、 「大小」の囚われを打ち破る、 絶対的なものであるということ。 「大拙」とは、 固有の価値を見くびらず、 分別の世界を超えた「無心」という在り方。 私たちは、知識や教養を身に付け、 分別のある大人になろうと努力したり、 賢くなりたいと願いますが、 「陰極まれば陽となる」 その向こう側では「大馬鹿者」を願う。 過去と未来。 馬鹿と利口。 善と悪。 すべては分離したものではなく、 シームレスに続くひとつの世界なのだと 感じました。 そういえば、スティーブ・ジョブズの スタンフォード大学卒業式の 伝説のスピーチでのラストメッセージは、 . . . 「 Stay Hungry. Stay Foolish. 」 鈴木大拙と禅の思想に心酔していた スティーブ・ジョブズもまた、 固有の「大拙」であることを願った 一人だったのでしょう。 #StayHungryStayFoolish #鈴木大拙 #禅 #ZEN #現代会議 @ 金沢市文化ホール #
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| 2020-02-13 11:46
| ◇学びの時間
「私はどんな立場か」によって、ふるまいは変わる。 店主は国王で、客は旅人。という設定はどうだろう。 店主は、この世にはない自分だけの王国を作りたくて、 理想をかかげて店を構える。 従って、その国の法律を制定するのは王の役割。 旅人は行きたい国に自由に訪問できるし、 いろんな国で、様々なおもてなしを受ける。 ただし、その国のしきたりを大切にする 友好的な旅人であることが前提。 「 郷に入れば郷に従え 」という 旅人の心構えが、その国での経験を豊かなものにする。 客は神様ではない。 神様は、万物の創造者だけど、 客は、その国の建設や維持に全く関わっていない。 「常連」と言う名の親善大使に 国王から任命されることはあっても、 自分で名乗るときには、 「常連(非公認)」という謙虚さも大事。 旅人は、様々な国を訪問する自由を持ち、 各々の国の文化を体験することができる。 国王は、友好的な旅人をあたたかく迎え、 国民(家族と従業員)の生活を守りながら、 独自の文化を育み、理想の王国を目指す。 きのう、加賀市にある「イヴェールボスケ」という 洋菓子を販売するカフェに訪問しました。 その王国のコンセプトは、 「静けさを愉しむこと」 よって「私語禁止」 旅人は自分が発する音に責任を持ち、 静かにすることは決して我慢ではなく、 むしろ静けさの価値を求めてやってくる。 「カフェとはおしゃべりを愉しむ場所」 という設定で訪れた女性の旅人たちや、 そのコンセプトがまだ理解できないであろう 小さな子供を連れたファミリーの旅人たちが、 入国拒否されて、不穏な表情で立ち去る場面を、 何度かみたことがある。 時には「こんな国には二度と来ない!」 と、不平不満を訴えながら。 きのう、久しぶりに訪れたイヴェールボスケでは、 旅人全員が王国のしきたりを理解し、 それを求めてそこにいることが一目でわかった。 静かなたたずまいで、 本を読んだり、思索をする旅人たちの姿が、 王国の景観にとけこみ、 美しい一枚の絵のようだった。 自国のしきたりを旅人に理解してもらうまで、 国王は非難されたり、それに悩んだりしながら、 それでも諦めずに理想の王国をめざし、 自国の美意識を貫いてきたのだろう。 静かな国を作りたいのではなく、 静けさを愛する成熟した文化の豊かさを 伝えたい一心で。(たぶん) 今までで一番、穏やかで、幸せそうな国王の表情が それを物語っていました。 #加賀市 #イヴェールボスケ #静カフェ #理想の王国 #視点を変える #理想主義者が王国をつくる #
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| 2020-02-13 07:23
| ◇印象美哲学
石川県産の7色のフリージア。 色にも香りにも各々個性がありながら、 7色が集まった時には、 オーケストラのように調和し、 春の香りを、そよ風のように奏でる花。 5年前の北陸新幹線開業に際しては、 金沢駅がエアリーフローラで彩られ、 春とともにやって来た希望に、 歓喜した記憶が重なっています。 #エアリーフローラ #石川県産フリージア #香りのオーケストラ #7色の光を集めた花 #カーロカーラ #ヌックグリーン #加賀市 #Chant_de_coccinelle. #紳士服地で仕立てるドレス #コードレーンのワンピース #
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| 2020-02-13 00:37
| ◇日常に思うこと
「 純粋欲求に耳を澄ます 」 というマイテーマを大切にするために、 日常生活で意識しているのは、 「 情報の断捨離 」という実験。 心地好くない情報が勝手に耳に入らないように、 テレビ(特に地上波の情報番組)はつけない。 雑誌も活字が勝手に目に入ってくるので、 興味を喚起するものしか読まない。 世の中で話題になっているからといって、 ドラマも、映画も、スポーツも、本も、 興味が湧かなければ見ない。 それを続けて1年経つと、 旬の芸能人には、すっかり疎くなり、 ニュースは、本やネットから収集するので 韓国や中国の要人の名前の発音が分からなくて、 社会適応できない側面が増えてくる。 一方で、興味がないもの、心地好くないものは、 徹底して見ない。聞かない。読まない。 を続けると、 たまに整体院の待合室などで 避けきれずにテレビ番組を見ると、 大変な違和感を感じます。 芸能人の不倫や麻薬疑惑に大騒ぎする大人たち。 幼児虐待死の詳細な殺めかたのレポート。 小さな汚職の追及、巨悪の容認。 老後や貧困に関する極端な例の実態。 私は1年前まで、この暴力的な情報の嵐を なにも気にせず受け入れていたんだ。と驚く。 世の中には、美しいことや、愉しいこと、 幸せなことだって溢れてるのに、 なぜ、憎悪や恐怖、辛苦、悲しみばかりに フォーカスするのか。 もちろん、脳内お花畑でいることを 薦めるわけではないけれど、 むやみに不安や恐怖に支配されない自己は大切。 国民を不安にさせることは、 支配者にとっては効果的であろうけれど。。 例えば、きれいな音楽を聴いて、 おいしいお茶をいれて、花を活け、 甘いお菓子を頂きながらゆっくり過ごす。 お気に入りのバスソルトを入れたお風呂で ゆっくりリラックスする。 映画やドラマも、皮肉なもの、 暴力的なもの、悲しいものではなく、 愉快なもの、優しい気持ちを誘うもの、 人生を慈しめるものを優先して観る。 それを意識して、ずっーと続けてみる。 そうすると、 実際に生きているこの世界そのものが、 美しく見えてきて、 世の中には優しい人、親切なことに溢れていると、 感じられるようになり、 意地悪な人や、卑怯者とは会わなくなってくる。 だって、もともと私たちが生きている世界は、 そういう場所なのですから。 自分の中にないものは外からやってこない。 対立、憎しみ、怒り、悲しみ、、、 心の中にそういう感情があれば、 外から同調する波動がやってくるのは当たり前。 だったら、そんな感情を煽る情報は、 入れなければよい。 不要な情報を断捨離する。 それは、いつも幸せに充たされる人生のための、 自己防衛でもある。 #
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| 2020-02-11 20:52
| ◇印象美哲学
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